助産学科
1年制 女子 定員25人
1年制 女子 定員25人
助産師は女性や家族に寄り添い、生涯にわたる女性の健康を支える専門職です。近年、わが国の母子を取り巻く厳しい状況が報告されています。産科医不足による施設の減少、少子化、晩婚化、育児不安、虐待、ハイリスク妊婦の増加、情報過多による医療の質への期待など多種多様な問題があります。これらのニーズに対応する助産師は質の充実が求められています。 本学科は1年過程で看護教育課程修了者のみが入学できます。教育展開として、講義で理論を学び、演習、その後臨地実習へ結び付けます。安心、安全な分娩介助、健やかな子どもを生み育てるための支援、思春期の性教育や更年期女性の相談など女性の一生をサポートするために必要な専門知識・技術を修得し主体的に活動できる助産師の育成を目指しています。
現場で活きる学び
私は、助産師として生命の誕生に携わらせていただいています。出産は生命に関わるため、責任もありますが「おめでとう」と笑顔で伝えることができる環境にやりがいを感じています。
本校の授業はグループワークが多く、学生間で話し合いや協力をすることで学びを深めることができ、授業の学びとともにコミュニケーションや相手の状況をみて協力する大切さを学べました。その経験は対象との関わりにも活かすことができ、どのようなサポートが必要か考えスタッフ間や地域との連携にも役立っています。
今後も経験を積み重ね、成長していけるよう頑張っていきたいと思います。
幅広い分野の中から選択できる仕事
総合病院の混合病棟に勤務し、7年目になります。分娩はもちろん、女性生殖器手術や化学療法をうける患者様など、女性の全てのライフサイクルに関わらせて頂いています。毎日が勉強の毎日です。同僚の中には看護学校で講義をしたり、地域で性教育や新生児訪問をする活動をしている方もいます。助産師が活躍できる場面は幅広いと感じています。
私自身、これからの方向性をまだ模索中ですが、助産師人生において多くの出会いの中、新しいこと・興味があることにチャレンジしていきたいと思っています。